2009年02月05日

おなじみの語順

Free Esperanto Course の第3課にこんなことが書いてありました。

In this 10-lesson course we are going to stick to the subject-verb-object word order, but in well-written Esperanto texts other word orders are frequently used for reasons of emphasis and text coherence. If you use Esperanto you will rapidly acquire a feeling for word order. The best word order to use depends mainly on the context, so it is difficult to give precise "rules".

この文章は「livedoor翻訳」で訳すと、次のようになります。
「この10のレッスン・コースでは、私たちは主題動詞オブジェクト語順に固執するつもりです。しかし、よく書けているエスペラント・テキストでは、他の語順は、強調およびテキスト統一の理由で頻繁に使用されます。エスペラントを使用すれば、急速に語順に対する思いやりを得るでしょう。使用する最良の語順は主としてコンテキストに依存します。したがって、正確な「規則」を与えるのは難しい。」
livedoorの翻訳は Yahooや Exciteの翻訳に比べると劣っていることが多いのですが、今回に限っては livedoorが一番まともな訳になっていました。

さて、問題は語順です。subject-verb-object word order、つまり主語・動詞・目的語という語順は英語では当たり前ですが、エスペラントではそうではありません。そのことを考慮して Esperantilo が作られていることは既に確認した通りですが、トラちゃん95がどうだったかはチェックしていませんでした。

さきほど確認してみたところ、トラちゃん95は主語・動詞・目的語という語順を前提にしているらしいことがわかりました。英語的な語順をはずれた文(例えば Instruistinojn viajn fratinoj niaj vidis.)は、翻訳の質がひどく落ちてしまうからです。

私は、英語→日本語プログラムに手を加えてエスペラント→日本語プログラムとしているため、やはり同じ問題をかかえていることは認識しています。

もし新たに、英語的な常識に全然とらわれない翻訳プログラムを作るのであれば、そのプログラムはエスペラントだけでなく、タガログ語やインドネシア語といった風変わりな言語もうまく翻訳できるようになる可能性があります。

英語→日本語プログラムをベースにしたものと、まるっきり発想の違うもの。その二本立てでやってみるのも面白いかなと私は考え始めています。


posted by アキラ at 23:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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