2009年01月13日

エスペラント、BASIC、なでしこ

人工言語(計画言語と呼ぶのが正しいようですが)のエスペラント。
いま日本で勉強している人は多少いると思いますが、勉強せずに利用しようという人間はおそらく私だけでしょう。

私の最終目標は、日本語→エスペラント、エスペラント→日本語の翻訳プログラムを完成させることです。基本的に私自身は学習せず、プログラムに学習させて、そのプログラムを私が利用したいと思っています。

欧米の言語をエスペラントに翻訳したり、その逆方向の翻訳をしたりするプログラムは既に作られており、フリーソフトになっているものもあります。私が入手したフリーソフトは英語、ドイツ語、ポーランド語、スウェーデン語とエスペラントとの翻訳が可能なので、例えばエスペラントを経由して日本語からポーランド語に翻訳したり、ポーランド語から日本語に翻訳することができるようにしたいのです。

この長期目標を達成するための短期目標として、エスペラントを英語に翻訳し、英語をエスペラントに翻訳するプログラムにまず取り組もうと考えています。こちらのプログラムの方が段違いにやさしいからです。

プログラムは BASIC と日本語プログラミング言語「なでしこ」で組んでいくつもりです。私は BASIC は熟知していますが、なでしこではプログラミングをした経験が全然ありません。だから、まず BASIC で作ってみて、同じことをなでしこで再現するというスタイルで行きます。

posted by アキラ at 19:36| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ジャポニカさん、はじめまして。
 エスペラント日本語翻訳システムを開発しているGardejoと申します。

 翻訳システムを作る同好の徒が燦然と登場されたことを、大変嬉しく思います。
 エスペラントは言語学的には絶対的な中立ではなく、「英語よりはまし」な程度の中立性しかありません。その相対的な中立度合いの程度は確かに素晴らしいのですが、仰るとおり日本語との開きが大きすぎて、いざ設計・開発をしてみると、色々苦労が絶えません。
 私は言語学の素養がないので、あれこれと学部生レベルの書籍を貪り読んでは実装の実験を行う、ということを2年余り繰り返して来ましたが、実際に開発をされている方がいらっしゃると、地に足の着いたお話を拝見出来そうで、とても期待しています。また、私のわずかな知識やノウハウもご紹介することが出来ればと思います。

 なでしこは開発者のクジラ飛行机さんのキャラが好きで、深く触ったことはありませんが面白い言語だと思います。
 色々切磋琢磨出来れば良いですね。一緒に頑張っていきましょう!
Posted by Gardejo at 2009年01月16日 01:55
Gardejoさん、はじめまして!

私はずっと昔に言語学を勉強してチョムスキーなんかもかじったことはありますが、最近の理論にはとんと疎いので、道楽レベルの試みにしかならないだろうと思っています。ただ同好の士が何人もいて交流できるのは楽しいので、自分にできる範囲で間口は広げていくつもりです。

日本語と韓国語とか、英語とフランス語とかのような統語構造の近い言語間の機械翻訳は容易です。実用レベルのシステムが完成しても驚くにはあたりません。しかし日本語と英語(あるいは日本語とエスペラント)となると風景は全然ちがっています。全国民3年間以上の英語教育のおかげで、英語→日本語の生煮えな訳文を我々は呑み込めるとしても、逆方向の日本語→英語の生煮えな翻訳文を理解できるアメリカ人、イギリス人は限りなくゼロに近いと思います。

だからこそ道楽で取り組めるのは幸せだと思います。これが仕事だったら凄い無力感に襲われてしまうことでしょうね、きっと。

Posted by ジャポニカ改めアキラ at 2009年01月16日 22:32
こんにちわ。先行するソフトとして、山野さんのトラちゃん95というのがありますね。お二人はどのように評価していらっしゃるのですか。
http://www.tcct.zaq.ne.jp/yamano/trachan95.htm
Posted by モノポーロ at 2009年01月17日 01:10
こんにちは、モノポーロさん。

「トラちゃん95」ですか。
同じ作者が作った「TRXJ」というソフトをずっと前に使ったことがあります。まだPC−VANがあったころの話です。
それがWINDOWS対応になって、エスペラントだけでなく英語も日本語に訳せるようになっているとは知りませんでした。
私にとって「トラちゃん95」はどんな価値があるかと言えば、第一は辞書データ。そして第二は自分のプログラムが出力する翻訳と比較する手本になってもらえるといったところでしょうか。
もっとも私は日本語への翻訳にはさほど大きな興味はなくて、日本語からの翻訳が最大関心事なのですが。
Posted by アキラ at 2009年01月17日 11:46
 モノポーロさん、初めまして。
 トラちゃん95は、私が開発を始める前にも使わせていただきました。

 翻訳という物は(特に日本語という「はぐれ言語」が絡むと)構文解析以降が真髄になるのですが、そうした密林に分け入らずに字句解析・形態素解析・単語変換という基礎的な処理をしっかり押さえたソフトで、よくまとまった作品だと思います。さすがは一連のソフトで小坂賞を受賞された大先輩ならではの労作です。決して否定することの出来ない金字塔といったところでしょうか。

 その先の構文解析だとか、近代的な言語学の理論であるとか、21世紀の現代から見ると「あれもこれも」と思いを巡らせることも出来るでしょうが、そうした思いは胸に秘めて、自分のシステムにしっかりと盛り込もうと思っています。
 私はやるからには各種の理論やら現代的な実装やらをたっぷりと盛り込もうという主義で開発しているのですが、そうした「頭でっかち」が災いして、訳文レベルではまだトラちゃんに追いつけていません(笑)。

 アキラさんと同様、先人の労作は自分のシステムの一つのベンチマークとしても活用出来ると思います。
Posted by Gardejo at 2009年01月28日 01:39
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