2009年01月27日

あっと驚くような方法

問題の文は次の2つです。

La filoj trinkas teon sen lakto.
Patrino trinkas kafon kun lakto kaj sukero.

トラちゃん95で訳してみると、このような翻訳になりました。

「息子はミルク無しで茶を飲む。」
「母はミルクそして砂糖で[と共に]コーヒーを飲む。」

訳語を一つにしぼれない単語(この場合は kunと kaj)をどう扱うかですが「で、と共に」のように併記するのが一つの方法。そして、もう一つの方法は kajの訳語のように敢えて一方を取って、他方を捨てる(「そして」を取って「と」を捨てる)という行き方です。むずかしいところをトラちゃん95はなかなかうまく切り抜けていると感心しました。

感心できないのは上野式で、上の例文のような文型を本当に翻訳する力はありません。なぜなら、

We drive for Tokyo next week.

を訳すためには辞書の中に

drive;j;ドライブする
for Tokyo;6;東京へ
next week;t;来週

のようなデータが登録されてなければならないからです。"next week"は仕方ないとして、"for Tokyo"のような語句が辞書になければならないというのはナンセンスです。主要な地名すべてとfor, to, in, atを組み合わせた語句が辞書に登録されていることを求める翻訳ソフト! 冗談だとしても馬鹿げています。

3回分の連載記事を端から端まで読み直してみたのですが、前置詞句を含む文を上野式で訳す場合には"for Tokyo", "without milk", "with milk", "with sugar", "with milk and sugar"のような語句を一つ一つ辞書に登録してやる以外に方法はありません。私は呆れてしまいました。


posted by アキラ at 20:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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