2009年02月07日

エスペラントからエスペラントへ、日本語から日本語への翻訳

英語も日本語も、形容詞は名詞の前に置かれます。
英語も日本語も、主語は動詞の前に来ます。

something special のような用法とか、疑問文とかまで含めると、英語が日本語と同じであるとは言えませんが、基本的には共通していると考えられます。

日本語と英語とが共有している、この常識がエスペラントには必ずしも通用しません。したがって翻訳ソフトは、形容詞が名詞の後にあってもいいようにしなければならず、目的語が動詞の前に来たり、主語が動詞の後に来たりするケースにも備えなければなりません。

語順の自由さは、エスペラントの使い手には魅力的でしょうが、翻訳ソフトを作ろうとする者には難題となります。この問題を解決する策は色々とあるのでしょうが、私は非常にシンプルな方法を採用したいと思います。

主語・動詞・目的語という語順になってない文は書き換えて、おなじみの語順にしてしまう。名詞を修飾する形容詞が前ではなく後に置かれている場合は、名詞と形容詞の位置を入れ換える。これらの処理は、翻訳プログラム本体は行なわず、前処理を受け持つプログラムに任せることにするのです。

「高いであった」とか「美しいである」のような適切でない訳文を生成してしまう問題も、同じ方針で解決したいと思います。つまり翻訳プログラム本体で解決しようとするのではなく、後処理のプログラムにバトンを渡し、「高いであった」を「高かった」に、「美しいである」を「美しい」に直させるのです。



posted by アキラ at 16:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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